ごみ拾い

5:35

 

駅の周りで十数人の大人たちが黙々とゴミ拾いをしている。8割は女性で、そのうち4割以上は目をショボつかせている。マンションの集まりなんだろうか。自発的にしては、爽やかな感じがあまりにないような気がする。誰1人口を開かず、手元のレジ袋に淡々と落下物を集める。極限にする事のない時についつい開いてしまうゲームアプリみたいだ、と思いながら電車を待つ。

 

5年ほど前の話だけれど、1度だけボランティアをしたことがある。東北の地に新しく畑をつくるプロジェクトに、友人の誘いで参加した。

夜行バスで8時間、途中2度ほど目を覚ましたがSAでの停車はことごとく逃した。乗る前に食べたチョコレートのせいで、歯を磨きたくて仕方なかった。

前日にそこそこの雪が降ったらしく、開墾は見送られた。代わりに私達は仮説住宅からバス停への道を雪かきした。慣れない作業に汗を流していると、そばを通った婆様たちから「ごくろうさんだねえ、雪なんかほうっときゃ溶けるのに」ぴしゃりと言われてしまった。

その後は作業もそこそこに昼食を食べて、東京から来たという小学生の和太鼓を聴いた。地元の人は何人いただろうか。

帰りのバスの中ではマイクを回して一人一人感想を述べた。何を言ったか覚えていない。

 

土曜の朝方の電車は少しアルコールくさくて、どんよりと安らかが半々、6対4くらいの空気。家に着いたら3時間寝て、今日こそ洗濯機を回さなくちゃなあ。

かきっぱなし

思えば昔からなんでもやりっぱなしな子どもでした。

 

出したら出しっぱなし、脱いだら脱ぎっぱなし

部屋はいつでも散らかっていてよく叱られました。

 

ものを考えたり書いたりするときもあっちに行ったりこっちに行ったり、

向かう場所もなくふらふらと時には迷い込んで

そんな風につづけられたらいいなと思ってます。